身近なもの


2021.06.20

 Daily

昨日摘み取ったハーブ達

切ってもまた芽が出てくる植物のチカラは素晴らしい

でも植物を育てるのは結構大変という…

本当は放っておくだけで良いのが植物。

鉢植えしたり、過剰な栄養を与えたりする事が、自然ではない環境を作ってしまうため、「育てる」という作業が発生してしまうのですね。

変にお世話してもダメ、自然の中に生きている事を植物たちと共有する事が良いのだと、化粧品に携って感じました。

植物育てるのも、肌をケアするのも同じだなぁって。

日本ではアロマが流行りますが、精油も植物に手を加えて作ったもの。

植物が自然に放つ香りの1000倍の能力を持っているそう。

これを朝から晩まで毎日嗅いでいると、アロマ効果を飛び越えて、今度は体への負担となり始めます。

植物は毒にも薬にもなるという事は以前学びました。

だから植物はそのまま使うのが良いと私は思っています。

また、ハーブティーを飲み続けるなら、3ヶ月で休憩して1ヶ月休む。

そして次は違うブレンドにする。その方が安全だと気付きました。

では化粧品は?

化粧品は人や機械が作るもの。

だから化粧品と植物は、相反する働きをするものだと思っています。

植物の配合比がある一定を超えると、化学成分は変化してしまいます。

時間が経てば、またそこからどうなるか…

化粧品製造を始めて、いろいろな事を考えてきました。

ハーブは確かに良い。
でも、化粧品に配合する場合には、安全性を担保しなければならない。

化粧品の安全性というのは、植物だから、パラベンフリーだから、天然原料だから安全という意味では全くなかったのです。

植物は人間以上に未知のもの。いろいろな特性を持ち合わせています。

良いものも、そうでないものも。

でも何億年と存在し、人に益をもたらしているのは確かな事。

化粧品や薬、ヘアカラーやパーマ。

人が作り出したものの答えは、数年先にしか出てこないから、それが本当に良いのかどうか、今はわからない。

だから私達は36年前から出来るだけ配合原料を変えずに製品を作り続けてきました。

これらの答えを確かなものにして、安心してお使い頂けるように。

流行りも楽しい。
それはケーキみたいな存在。

でも毎日のスキンケアは、毎日の食事と同じ。

長く健康を保つために使うものだと私達は認識しています。

何が良いかは、使う人が決める事ですが…

身近なものに興味をもつと、いろいろな事に気づき始めますよ✨