キクラゲも髪も育て方次第

2020.10.25

ちょっと変なタイトルですが・・・

ふとテレビをつけたら、「防空壕キクラゲ」の事を紹介していました。
試食の場面でコメンテーターが、「ものすごい肉厚で、食べた時のコリコリした食感がすごく良い」と。

すると、キクラゲを育てている方がこう解説しました。

防空壕の中は1年中気温が安定し、キクラゲがゆっくり育つため、肉厚のキクラゲになる、と。

ほ〜〜、これは面白い。

皮膚も同じだ。

植物も人も、外部から自らを守る機能を常に働かせている。

その一環として、皮膚は28日間をかけてじっくり角質層を生まれ変わらせ、肌内部を守る皮膚を作り出している。

ピーリングしたり、レーザーしたり、界面活性剤などを肌に使用るすことで、皮膚は再生を早めます。
早く生まれ変わるので、一見綺麗に見えますが弱々しい敏感な肌を作り上げていきます。

私たちの中で、一番分かりやすかったのは頭皮。
サロンでのハーブケアを行っていた時の事。

それは何年も毎月ヘアカラーをしてきたという界面活性剤と強アルカリに定期的に晒される頭皮に、ハーブケアを行った時の事。

髪が全く伸びなくなっている事に気付き、疑問に思ったことがありました。
ハーブケアをして１ヶ月後、ヘアカラーのプリ位置（分かります？？）が、ほぼ変わっていないのです・・・。

ご本人も髪が伸びていない事に気づいていました。

が、２〜３ヶ月した頃、急に太くてしっかりした髪がグングンと伸びてきました。
伸びなかった間、毛根が髪を作り出す事より、栄養をしっかりと蓄えられるよう働いていた事が分かりました。

育毛剤や発毛剤は、医薬部外品や医薬品です。ホルモン剤を用いて毛根に働きかけて発毛させます。すぐに生えてくる可能性はありますが、本来の皮膚の働きに薬が働きかけていくため、長期的には頭皮が疲労感を感じるようにも思います。

私たちが行ってきたフィリスケアは、全く別の考え方ですが、頭皮を最も良い状態に整えて、毛髪の成長を通常に戻すことです。

頭皮の状態が整うと、髪は本来のしっかりとした状態になって生え始める、という考え方です。

長年の薬剤やシャンプー、ストレスなどによって頭皮の毛穴などに影響を与えてきたものを取り去り、必要な植物成分を与えるだけなのです。

メリットは、頭皮に無理をさせずゆっくり回復に向かう。その状態が自然にキープできるという事。
デメリットは、髪が濡れている時はギシギシする、それだけです。

一人一人髪の歴史は様々で、みなさん多くの薬剤と付き合ってきたはず。

健康になって初めてこれまで何をしたかに気づいた、とお客様の声。

人の髪もキクラゲと同じ。生きています。だから育て方によって出来上がる状態が異なる。
それなら良い環境で育てれば良い、と単純にそれだけの事なのです〜♪とハーブスは思います。

髪の悩みは深刻ですが、病がなく体が健康で基本的な生活を送っていれば、髪は健康であって当たり前。
フサフサでツヤツヤ、しっとり、とても良い感じにまとまります。

フィリスメソッドはお手軽にホームケアから始められます。
悩まずに解決しましょ♪