ヘアカラーやパーマを考える


2022.09.05

 Daily, Scalp & Hair

自宅サロンで、ボディケアやスキンケアをしてきたがゆえに気づいたこと

お顔の皮膚と、頭皮は同じ皮膚であることに気づき、頭皮があまりにも過酷な環境にあり、
トラブルが絶えないことに大きな危機感を抱きました

そこに、私がこの仕事を続けてきた理由が2つあります

まずは、ヘアカラーやパーマをすることで定期的に頭皮に強い薬剤をつけること
わかっていてもそれをやめられない現実があること
薬剤がどういったものであるかを知っているか、知らないかということ

普通になりすぎて、ヘアカラーやパーマを躊躇する方は誰もいらっしゃらないかもしれません

その答えを知るのは、40代を過ぎてからだから、今は良しとして・・・

その薬剤とうまく付き合いながら、老化しにくい頭皮や髪の方法を
見つけることができたから今の仕事を続けています

これをヘアカラーやパーマをする全ての人に伝えたいから

もう一つは、ヘアカラーやパーマを毎日している美容師さんの身体のこと

これは考えるに恐ろしく、気づいた時は必死に美容師さんに訴え続けましたが
薬剤を扱う美容師さんも気づいていない現実があることにさらに驚きました

美容師さんは、毎日朝から晩まで薬剤が身近にあります
揮発性物質であるがゆえ、呼吸への負担も計り知れない
手荒れもひどく、アレルギー発症率も非常に高く、職業性接触皮膚炎の発症率も
非常に高いということで調査も進んでいます

この現状をなんとかしたいし、なんとかすべきだと思い、自分なりに研究をしてきました
そして少しでも緩和できる方法を見つけたので、それを美容師さんの身を守る術として
知ってほしいと

この二つの課題は、時間の経過とともに継続的に薬剤に触れることで、
今は何もなくてもいつか何かが起こりうる環境であることを示唆しています

痒みや赤み、痛みなどを感じている人はすでに、発症が始まっているので要注意です

実際には、髪が細くなったり、抜けたり、うねりが強くなったり、
つむじが割れてきたりという現象です

これって老化だと思っていませんか?

要因がいくつかあったとしても、ヘアカラーやパーマは確実にひとつの要因です

シミ、しわ、たるみ

これらもそうです

気になる方は、少しずつ見直していきましょう